かけ算の教え方B 〜 かけ算の筆算 〈その1〉 〜

紙とエンピツ『筆算』を早い段階で取り入れます

 現在の小学校算数では、2年生の2学期にかけ算と九九を学習し、3学期には「4×12」のようなものを例えば「4×9」と「4×3」に分解してから合わせるという方法で扱っています。けれど、かけ算のタテ書きの計算=「筆算」 が出てくるのは3年生になってからで、2ケタ×1ケタでようやく筆算を取り入れています。
 私たちは「1ケタ×1ケタ」の段階から筆算を取り入れるべきだと考えます。
 かけ算の計算で大事なのは、位ごとにかけて位ごとに合わせること です。筆算ならケタ数が増えても位をそろえて計算できる のです。
 私たちは、九九のうたを覚えた後にかけ算の筆算を導入しています。

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数学で育ちあう会 F教材 F-52より

 

 

 

紙とエンピツ2ケタのかけ算の筆算もタイルで納得!

 2ケタのかけ算、例えば「12×4」などは、タイルで計算のしくみを説明するとよくわかります。

 

 

〈もんだい〉 

12こ入りのキャラメルの箱が、4箱あります。
キャラメルは、全部でなんこありますか?

 

 

 

 

 

 

 kakezan_2_1_hissan_tilezu_2.gif

 

キャラメル1箱あたり12個入っているので1あたりの数は12個(タイル1本と2こ)です。これが4箱分になるので、式は

 12×4

になります。
タイル図で表すと左のようになりますね。
これを筆算の計算と結びつけて考えます。

 

1の位から順に、かける数「4」の段の九九を使って計算します。

@まず4×2を計算します。

4×2=8(こ)     

 

A次に4×1を計算します。

4×1=4(本)     

あわせると、
4本と8こになって、
答は48 です。

12×4=48

こたえ 48こ

 

 

 

かけ算の筆算の大原則は

 hoshi位ごとにかけて合わせる

ことです。

次のように、かけ算した結果くり上がる場合も、同じタイルどうしを合わせます。そしてタイル10こで1本に、タイル10本で1枚にしてまとめていけばよいわけです。

※タイル10こ=1本 に、 タイル10本=1枚 になります。
 タイルの数の仕組みについてはこちらをどうぞ。

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数学で育ちあう会 F教材 F-72より 

 

かけ算の教え方C〜かけ算の筆算〈その2〉〜 はこちら

 

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